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 『えっ?!しんじられへん…』のその後
byすぬ夫 神戸出身
結婚後なぜか片田舎で
在住している一児の母


世の中そんなに甘くはない。初めての派遣ですっかり有頂天になっていた私は、2社目で

どん底へ落とされるはめになる。

そこは、《派遣社員採用初めて》の会社。社員、パートとかなり人数の多いフロアーだった。

このただならぬ空気に初日からいやーな予感がしていたのです。企業担当者の方は、

すごく人の良い方だったのですがそこの人たちは全員『なにか』を勘違いしていたにちがいない。

派遣社員=スーパー事務員だと……。

たしかに即戦力は必要だけど、業種が違えば事務のやりかたもちがう。

そこの会社のやりかたもある。

そして、一番驚いたのは『windows使用』のパソコンが1台しかなかったのです。

扱えるのは主任と係長のみ。あとは『いったい、何十年前の機械やねん』というのがあった。

ごくあたりまえの操作をしただけなのに私は『おぉーー!!』とまるで宇宙人が来たように

思われたのです。

今、使っているプログラムを windowsへ換えてくれと言われ、今更、特別なことはできないとも

言えなくなり後にも先にも社会人になってあんなに勉強をしたのはあの時だけだった。

正社員のように扱われ取引先(社員だと思われていた)との商談もさせられ、なんでこんなことまで

せなあかんのぉー。というようなことだらけ。

一般常識では納得できない企業独特な組織の考え方に振りまわされいつのまにか会社中で

『あの人が派遣社員さんかー』というような眼差しがつねにあり、気を抜けない毎日だった。

その点、短期、単発のお仕事は気楽にできる。短い間で高収入、自分の好きな仕事なら

ほかのことをいろいろと考えずに引き受けられる。

今、振り返ると正社員で勤めていたころは社会人として育てられた場であり派遣時代は、

人間性を育てられた場であったように思う。

専業主婦になり、常に働きたいという気持ちはあるけれど正社員時はバブル期、派遣時は

バイトよりは高収入と甘い蜜を吸っていた私。

現在、『いつかは復活してやるぞ』と思いつつ、就職難だというのに実感がわかず変なところに

プライドが高い私は、普通にパートでは働けないのではないか…と思う毎日です。




[その他すぬ夫]
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